A.IWC(国際捕鯨委員会)が管理していない小型鯨、及び調査捕鯨の際に捕獲された鯨は問題ありません。
※弊社鯨製品は国際捕鯨取締条約に基いて、(財)日本鯨類研究所が実施した捕鯨調査の鯨肉を使用しております。
A.国際捕鯨委員会(International Whaling Commission:IWC)とは、「鯨類の適当な保存を図って捕鯨産業の秩序ある発展を可能にするため」に、1946年に締結された国際捕鯨取締条約に基づいて、1948年に設置された委員会です。
1948年に世界の主要捕鯨国(15カ国)によって発足し、活動を開始しました。日本は1951年からIWCに加盟しています。毎年1回、年次会合が開催されています。
A.捕鯨の対象でないカワイルカなど、少数の種類を除けば、本当に絶滅に瀕している鯨はいません。
かつての鯨の乱獲時代に大型の鯨であるシロナガスクジラ、セミクジラなどはきわめて低い水準にまで減少しましたが、現在、これらの鯨類は完全に保護されいます。一方、南極海や北西太平洋および北大西洋のミンククジラ、あるいは北西太平洋のニタリクジラのように、捕獲の対象にできるほど資源状態のよい種類が存在しているのも事実です。1992年のIWC年次総会では、科学小委員会が新たに開発した改定管理方式(RMP)を承認しました。この管理方式は資源にまったく悪影響を与えない持続的な算出する方法で、いわば貯金の元本はそのままにして、その利息の一部を利用していく極めて安全な資源の管理方法です。
IWC科学小委員会はこの管理方式に基づいて南極海のミンククジラの捕獲枠試算を行い、100年間で20万頭を捕獲しても資源量には何等悪影響はないとの結論を出しています。
現在、日本は捕鯨推進国として、将来の食糧資源の確保の重要な手掛りを得るために捕獲調査を続けています。