このHACCPシステムは、最終製品検査に重点を置いた従来の衛生管理方式とは異なり、その製品の安全性についてあらゆる角度から危害を予測し、それぞれの工程ごとに、危害原因物質とその発生要因ならびに危害の頻度、重篤性および発生したときの影響力の大きさ等を考慮してリスト化し、それぞれの危害を適切にコントロール出来るところにCCPを設定して重点的に管理するものです。
食べ物に由来する危害は可能な限り除去させなければならないですが、食の国際化等により、原材料、製品等が国際的規模で流通し、また環境汚染、微生物による汚染等々の中で従来の最終製品を検査する方式では危害を十分に防止することは困難になってきています。そこで最も効果的な手段として食品製造工程中に危害防止につながる重要管理点をリアルタイムに監視、記録していく、このHACCP方式が必要となっています。
弊社ではHACCP取得のため、工場の設備を適合したものに全て変更し、社内で勉強会を開きHACCPに対する正しい知識を全社で学ぶことからはじめました。約2年に渡る努力の結果、2010年3月に鯨業界では初となるHACCP取得という大きな結果を残しました。また、HACCP取得後も定期的な勉強会を社内で開催しています。
弊社ではこれを更なる良い製品作りにつなげ、お客様に対し「安心」「安全」で「おいしい」製品をご提供出来る様、日々前進・努力し続けます。
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